喜多家記念館 重要文化財Photo

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概 要 : 間口八間(内二間は落棟) 桁行22.4m、染間16.1m 二階建、切妻 造、桟瓦葺(元は板葺)
重要文化財 : 1971.12.28
喜多家の元所有者は加賀長者番付にのった醤油商「たいや惣兵衛」のものと伝えられる。
重要文化財に指定された建物が法人化、公営化されていく中、喜多家は個人所有である。

 玄関を入ると広い御上(おえ)の間(上がり口の間)の上り縁に囲炉裏があって、敷かれた灰に、「灰形」が描かれ、枯山水の庭にも見えます。加賀藩で盛んな茶の湯から「灰形」の造形につながったといわれています。
囲炉裏には自在鉤が吊るされ、その上に大きなケヤキの「鉤(そらかぎ)」が吊るされています。
天井が高く囲炉裏の上部は2階建てなのに、屋根裏までほぼ3階相当の吹き抜けになっていて、縦横に走る梁組みが露出している。
御上の間には、「通り庭」と呼ばれる土間が裏口まで長く延び、広がりを感じさせる。

 鈴木清順監督の映画「夢二」ではここを、竹久夢二が金沢で泊まった旅館に見立てて、ロケが行われた。

 
梁組(さしもの)
一般的に民家の梁は、太く大きく、時に必要荷重耐力を大幅に上回る丸太を使用してその豪壮さを誇るところがあるが、雪荷重も考慮しなくてはならない金沢においては、太梁を使わず縦横に使うことにより角梁の、数を増やすことによって貫を細くし、細かさを生かした意匠で組上げていく梁組が金沢町屋の特徴の一つです。
囲炉裏灰形
灰形は毎朝、11代当主喜多直次氏が描き直している。その灰形は茶事をいそしむ人でもうなるほどの技である。
立涌模様(加賀暖簾)
立涌は水蒸気が立ち涌いて登っていく様子を表している文様で、平安時代以降、公家を中心に使われだした
喜多家の立涌は向かい合った2本の波状曲線で構成され、色は藍色と白の組み合わせ。3種の藍色があり、季節によって架け替えている。


梁 組

おえの囲炉裏

おえの囲炉裏

灰 形

角樽・トックリ等

角樽・トックリ等

様々な酒器

角樽・車箪笥・はっぴ等

座敷の土縁より茶室を望む
(雨雪を回避する為に軒を長く取っている)

座敷から見る庭

立涌模様の暖簾と箱階段

大の月・小の月を表す木札

車箪笥

箪笥・酒器

花嫁のれん

金沢城の地図

江戸時代の金沢城下地図

金沢城下地図の掛軸

金沢城の掛軸

大聖寺藩藩主前田利治書状

茶室の掛け軸

仏間/座敷から庭を望む

加賀人形

鶴首の花活と前田利常の書状

前田利常の書状

前田利長の書状

前田利長の書状
 
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