国指定重要文化財 喜多記念館
元禄時代から代々醤油屋や酒屋を営んできた喜多家の住宅。典型的な藩政期の加賀の町家建築を伝え るものとして1971年、国の重要文化財に指定されています。 喜多家はもとは高崎を姓とし、福井藩の武士であった。貞享三年(1686)の改易によって藩の知行高が半減 したとき、喜多家も禄を離れ、この野々市に居住することになりました。代々油屋の治兵衛としてその名が知られ、 幕末からは酒造りを営む。 明治二十四年(1891)四月野々市に大火があり、喜多家も二棟の土蔵を残し、他は全て焼失してしまった。 そこで金沢材木町の醤油屋の建物が求められ移築された。いま残る主屋がそれである。 広壮な町屋になると、ゼロからの建て直しには今と比べものにならないほど長期間を要することから、移築を選び、 家業への影響を最小限にとどめた。正面七間半、二階建ての大きな町屋である。 正面の木むしこ格子「さがり」といわれる小庇の板壁、雪よけのための土縁、けやき造りの大きな自在 鉤、そして土間の吹き抜けに展開する梁組など、囲炉裏の灰形も見事で典型的な金沢の町屋の形式を 示しています。 |
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建築 |
![]() 茶道/民芸品 |
酒器 |
書画 |
| 概 要 : 間口八間(内二間は落棟) 桁行22.4m、染間16.1m 二階建、切妻 造、桟瓦葺(元は板葺) 重要文化財 : 1971.12.28 喜多家の元所有者は加賀長者番付にのった醤油商「たいや惣兵衛」のものと伝えられる。 重要文化財に指定された建物が法人化、公営化されていく中、喜多家は個人所有である。 |
| 玄関を入ると広い御上(おえ)の間(上がり口の間)の上り縁に囲炉裏があって、敷かれた灰に、「灰形」が描かれ、 枯山水の庭にも見えます。加賀藩で盛んな茶の湯から「灰形」の造形につながったといわれています。 囲炉裏には自在鉤が吊るされ、その上に大きなケヤキの「鉤(そらかぎ)」が吊るされています。 天井が高く囲炉裏の上部は2階建てなのに、屋根裏までほぼ3階相当の吹き抜けになっていて、縦横に走る梁組みが露出している。 御上の間には、「通り庭」と呼ばれる土間が裏口まで長く延び、広がりを感じさせる。 鈴木清順監督の映画「夢二」ではここを、竹久夢二が金沢で泊まった旅館に見立てて、ロケが行われた。 |
| 喜 多 家 記 念 館 | |
| オープン時間 | 9:00〜16:00 |
| 休館日 | 無 休 |
| 住 所 | 野々市町本町3丁目8番10号 |
| 電話番号 | 076-248-1131 |
| 料 金 | 大人:400円 子供:200円 |
| 交通アクセス | ・JR金沢駅より約4km北陸鉄道バス・西野々市バス停 から徒歩10分。 ・JR金沢駅などから北鉄バスの野々市行きで野々市 本町3丁目下車すぐ。 ・map |
| 駐車場 | 有り(3台) |
| 体験内容 | 見学、11代当主 喜多直次氏による説明 |
| 重要文化財 喜多家Photo | BIKEN酒蔵工房(元酒蔵) |
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